東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、大会スポンサーに選定された紳士服大手のAOKIホールディングス(HD)側が、大会組織委員会の森喜朗元会長に現金を渡した疑いについて、海外メディアも注目している。

 五輪専門メディアで国際オリンピック委員会(IOC)委員の愛読サイト「インサイド・ザ・ゲームズ」は日本メディアの情報を引用する形で疑惑を報道。

「東京の検察当局は、性差別的な発言で非難され、大会を前に組織委員会会長を辞任した森氏への支払いの疑惑について、その目的と時期を調査している」と病の見舞金の可能性も含め記述。「森会長は、日本オリンピック委員会(JOC)の会議で『女性の多い委員会では、会議に時間がかかる』と発言し辞任に追い込まれた」と猛批判された古傷についても触れている。

 またフランス語のスポーツ情報サイト「francsjeux」は「東京2020の汚職疑惑を描いたソープオペラが、新たなエピソードを加えて拡大した。最新の夏の五輪・パラリンピックの主役をフィーチャー。まさにヘビー級。プレジデント(会長)です」と森氏の名が浮上したことを伝えた。さらにロシア「RT」も同様に「女性はしゃべりすぎる」と発言し辞任した過去も含め、今回の疑惑を報道している。

 東京五輪を巡る闇に、世界も目を光らせている。