自民党の茂木敏充幹事長(66)は31日、党本部で開いた会見で、所属議員が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を絶てない場合、「離党すべきだ」との意向を示した。
茂木氏はこれに先立つ党役員会で岸田文雄首相から所属国会議員を対象に旧統一教会側との接点の有無を確認する調査を実施し、その結果を党として取りまとめ、公表するよう指示を受けた。
「今回の決定、非常に党として重い決定であり、各議員にはこれを守ってもらえると、このように考えておりますが、仮に守ることができない議員がいた場合には、同じ党では活動できない。このように考えております」(茂木氏)
また所属議員に求めた9月2日締め切りの旧統一教会との関係についての報告書は、選挙協力や献金を受けていた場合、氏名を公表することも検討しているという。
しかし、所属議員は旧統一教会との調査報告書を提出した後、新たな党員獲得に向けた活動をスタートする。自民党議員はこう不安を口にした。
「党員獲得ノルマを達成のために旧統一教会の信者や関係団体の関係者に声をかける議員が出てくるのではないかと心配されています。仮に信者らが党員になれば、旧統一教会信者ではなく、自民党総裁選の投票権を持った同志と言い張ることができる。旧統一教会信者かどうか見分けられるのは、党員を集めた所属議員にしかわからないところが盲点です」
まさかそんな〝偽装工作〟に手を染める議員が出るとは信じがたいが、自民党執行部は所属議員と旧統一教会の関係を細かくチェックできるのか。












