【フロリダ州タンパ発】WWE真夏の祭典「サマースラム」(30日=日本時間31日、テネシー州ナッシュビル)で、WWEきっての〝傲慢夫婦〟が大一番に臨むことになった。

 今週のロウでは、〝ザ・マン〟ことベッキー・リンチ(35)がリングに登場して「今回のロウ女子王座戦の勝者と、サマースラムで対決することが正式に決まったわ」と真夏の祭典での王座戦決定を報告。そこへロウ女子王座戦で激突する王者ビアンカ・ブレアとカーメラが現れ、舌戦を展開した。

 ベッキーはカーメラとともに、ビアンカに襲いかかってマンハンドルスラムで叩きつけた。ダメージを負ったビアンカは王座戦でふらつきながらも、カーメラをKOD(変型顔面砕き)で仕留めてタイトル防衛に成功した。この結果、ベッキーが「サマースラム」でビアンカの王座に挑むことが決まった。

 試合後にはリングに上がり、ビアンカのベルトを投げ捨てて挑発。ビアンカには4月の祭典「レッスルマニア」で敗れ、同王座から陥落しただけに、奪回への決意は並々ならぬものがある。

 自身のツイッターには「ピカソ、サルバドール・ダリ、レオナルド・ダビンチ、ベッキー・リンチ」と記すと「ボブ・ディラン、エディ・ヴェダー(米ロックバンド、パール・ジャムのボーカル)、ポール・マッカトニー、ベッキー・リンチ」とも投稿。偉大な芸術家やカリスマミュージシャンと自身の名前を同列に挙げることで、自分の「GOAT(史上最高)」ぶりをアピールした。

 何とも傲慢な挑戦者だが、それは夫のセス・ロリンズ(36)も同様だ。ロリンズは「サマースラム」で人気者のリドルとの一騎打ちが決定。今週のロウではリドルがケビン・オーエンズのトークコーナーに出演したが、ロリンズは背後からリドルを急襲し、カーブストンプでリドルの後頭部を踏みつけた。さらに大ブーイングを浴びながら、再度のカーブストンプを発射。ロリンズはリング中央で両手を広げて勝ち誇ると、動けなくなったリドルを見下ろした。

 ロリンズも自身のツイッターで、リドルにカーブストンプを決めるWWEの映像を引用し「オレは長い間、この男を嫌ってきた。ナッシュビルでは報いを受けることになるだろう」と宣言。売り出し中のリドルの踏み台になる気など、さらさらない。夫婦そろって傲慢に、勝利を奪いにいくようだ。