王者の資格なし! 自称「女子プロレス界の人間国宝」高橋奈七永(43)が、スターダムのワールド王者・朱里(33)を徹底糾弾だ。21日愛知・ドルフィンズアリーナ大会での同王座挑戦を控え、朱里政権とスターダムの問題点を指摘。約9年5か月ぶりの王座返り咲きを果たした暁には、元WWE戦士・KAIRI(33)との「七海里」で団体改革に着手する。
ワールド王座戦を控え、神奈川・茅ヶ崎市内の海岸を訪れた高橋は自信に満ちあふれていた。王者の朱里について「客観的に見ていて(総合格闘技の)UFCに行ったり、アグレッシブさがすごいなと。彼女の実力なら簡単に赤いベルトも取るだろうと思ってた」と過去の実績を評価する。
その上で「プロレスの神様はプロレスを愛する人にしかほほ笑まない。その神様がついている私を相手にしたら、なすすべもなく屈するだろうね」と笑みを浮かべた。
1996年7月に全日本女子プロレスでデビューした高橋は、最後のWWWA世界シングル王座の戴冠者だ。また、2011年1月のスターダム旗揚げメンバーであり、ワールド王座の初代王者でもある。赤いベルトを巻いてきた身として、王者としての朱里には物足りなさを感じるという。
「戦い方とか発信力のなさとか、格闘技色が抜けない。プロレスかぶれなんじゃないのかな?」と厳しい言葉を口にした上で「いいプロレスラーっていうのは、やられている姿ですら余裕とか色気が出るもの。それが朱里からは感じられない。まあ、余裕がないからなんだろうね。だから、初代の私にそろそろベルトを返してもらって楽になったらいいよ。私がプロレス教えてあげるから」と風格を漂わせた。
また、現在のスターダムにも思うところがある。15年5月に高橋が退団してから約7年3か月。ブシロード体制となった団体は大きな飛躍を遂げた。高橋はその事実を認めながらも「『かわいい、かわいい』って勝っても負けてもファンがチヤホヤしてくれるから、生ぬるいプロレスになってる」と感じている。だからこそ「チヤホヤされ病を治すべく、私が刺激を与えていかないとね」と決意を改めた。
ただし「生ぬるいスターダムの中でも、ちょっと違う」と感じているのが林下詩美とジュリアの2人とし、特にジュリアについては「刺激を求めてる子だから、私みたいな刺激と戦ったらどうなるか」と興味を示した。
くしくも21日大会では、再結成した「七海里」の盟友・KAIRIもワンダー王者・上谷沙弥に挑戦する。高橋は「2人で赤と白のベルトを取ったら、ゴッデス王座のベルトも取って新しいスターダムを構築していく」ときっぱり。時計の針を戻す時がやってきた。












