エンゼルスの大谷翔平投手(28)が日本選手初の快挙に前進している。2年連続のア・リーグMVPと、初のサイ・ヤング賞とのW獲得だ。米国のスポーツオンラインカジノのドラフトキングスの15日(日本時間16日)のオッズでMVPはメジャートップの31本塁打を放っているヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)を逆転して-105でトップに立ち、サイ・ヤング賞では3位に浮上している。

 開幕時、MVPレースでは大谷は+350のトップでスタートした。しかし、+1600でスタートしたジャッジが本塁打量産ともに急上昇。6月6日(同7日)に+200で逆転され、同20日(同21日)時点は-110で大谷は+550に急落していた。-105は100ドル(約1万3850円)賭けて戻るのは95・24ドル(約1万3190円)とマイナスになる。ちなみに3位はアストロズのヨルダン・アルバレス外野手(25)で+1000。

 再逆転の理由は打者ではなく投手・大谷。同9日(同10日)のレッドソックス戦から6連勝中だ。39回2/3で自責点2で防御率0・45、58奪三振と無双状態で、評価を跳ね上げた。勝利への貢献度を示すbWAR4・9は15日時点でリーグトップ。2位はアルバレスの4・1で、ジャッジは3・8で4位だ。

 その6連勝がサイ・ヤング賞のオッズを押し上げた。開幕時は+2200でトップグループではなかったが15日時点は+700で、ヤンキースのエース、ゲリット・コール(31)を抜いて3位に浮上した。

 1位はレイズの左腕、シェーン・マクラナハン(25)で+205、2位はアストロズの剛腕、ジャスティン・バーランダー(39)で+275とまだ差はある。

 2年連続MVPは2012、13年のカブレラ(タイガース)以来、史上14人目。MVPとサイ・ヤング賞の同時受賞は14年のカーショー(ドジャース)以来、史上12人目。大谷なら夢物語ではない。楽しみだ。