【病院通いになる前に健康寿命をのばす! プレメディカルケア】
延べ5万人の体の悩みを聞き、メンテナンスを行ってきた新進気鋭のスポーツトレーナー・永井正彦氏による健康アドバイス。実際の事例をもとに解説します。
【お悩み】夏バテ気味で食欲不振。やはり焼き肉やウナギなどでスタミナをつけた方がいいですか?(50代男性)
【アドバイス】食欲不振時は「回復食」で内臓を整えることが先決です。
【解説】夏場に食欲不振となる主な要因は、暑さによる疲れ、水分の取り過ぎ、冷房下にさらされ続けたことによって内臓機能が弱まっていること等が考えられます。
印刷会社営業部長の男性は、コロナ第7波前に、延期になっていた接待を再開させたことで二日酔い続き。そのときの食欲不振が今も尾を引いているのに加え、暑さで参っていました。
そんなときに焼き肉やウナギといったスタミナ食は、体によかれと思われがちですが、内臓は病み上がり状態なのでかえって逆効果。肉や魚は脂質が多いため消化に時間がかかり、消化器官にかなりの負担がかかるからです。
健康のバロメーターでもある食欲が湧かないということは、すでに自律神経が乱れている状態でもあるので、男性には「回復食」をすすめました。
回復食とはお粥(かゆ)や重湯(おもゆ)、温野菜や野菜スープといった消化しやすい食べ物で、それらをよくかんで食べることで、内臓機能は徐々に回復していきます。納豆やこうじといった発酵食品を食べることも食欲回復には効果的です。
回復食を中心に、毎朝納豆をよくかんで食べるようになったその男性の食欲はかなり戻ってきたとか。私もホッとしています。
◆永井正彦(ながい・まさひこ)1980年6月28日、東京都生まれ。スポーツトレーナー。2005年に都内でスポーツ整体「プレメディカルケア」を開業。パラ水泳の宮崎哲選手や津川拓也選手のパーソナルトレーナーも務めている。












