パ・リーグは首位・ソフトバンクから3位・オリックスまでがゲーム差なしの2厘差圏内に肉薄する大混戦の展開で、ペナントレースの最後の直線を迎えようとしている。
先週末の敵地・ソフトバンク戦(ペイペイ)を1勝2敗とし、3戦目で一矢を報いた2位・西武は残り18試合でホークスに1厘差。負け数が二つ多い状況で勝負の4週間を迎える。
「三つ負けないように」としていた9月最初の天王山を1勝2敗とした辻監督は「(一つ勝ったのは)大きい。今日負けたらエライことでしょ。2ゲーム差になるか、0になるか。怖かったね負けたら」と安堵し、5週連続続いた6連戦の最後を勝って終われたことをよしとした。
ここからの残り18試合はいよいよ3強プラス、3・5差の楽天、6ゲーム差のロッテまで含めたたたき合いとなる。
「ウチとソフトバンクだけで優勝争いしているわけじゃない。絶対これからまだまだヤマ場はある。ウチは粘り強くついていく」とここからの展開を読む指揮官は、まずは再び敵地で迎える天王山・ソフトバンク3連戦(12~14日)見据える。
ホークスにとって最大のヤマ場となる11連戦(10~20日)の最中で、西武戦は2カード目。一方で、この11連戦では最初と4カード目にオリックスと敵地(京セラ)で計5試合が組まれており、星のつぶし合いとなるか、どちらかの一方的な展開となるかでその後の情勢も変わってくる。
オリックスとの直接対決が8日の1試合しか残されていない西武にとっては、12日からの福岡3連戦に勝ちに行った上で、オリックスや下位チームの力も借りながら、とにかく先頭集団に食らいついていくこと。
残り18試合中12試合を本拠地で戦え、6日のロッテ戦からは右手中指痛で離脱していたブルペンの柱・平良海馬投手も戦列復帰し、追撃態勢も整いそうな西武。ホークスに比べて日程的な余裕もあり、相手の状況を見ながら戦える部分でも、勝機は十分と踏んでいるようだ。












