日本ハム・伊藤大海投手(24)が9日のソフトバンク戦(ペイペイ)で8回135球を投げ5安打2失点で7―2の勝利に貢献。7勝目(6敗)を挙げた。

 初回こそ柳田に適時打を許し2点を先制されたものの、その後はこの日から使い始めたフォークを場面によってスプリットと使い分けてホークス打線を翻ろう。武田投手コーチから「ラストイニング」と示唆された7回をゼロで抑え121球で降板するハズだった。

 ところが前日のエース・上沢が志願の133球を投げていた流れもあって指揮官はその予定調和を「よし」とはしてくれなかった。

「7回に(武田コーチに)『出し切りで行ってくれ』と言われて出し切って(ベンチに)帰ったんですけど、ビッグボスが『まだ行けるでしょ』という顔をしていたので、『まだ行けます!』ということでもう1イニング行かせてもらいました」(伊藤)と8回のマウンドへ。上沢を上回る135球を投げ切り、三者凡退でノルマを終えた。

 試合後、新庄監督は「(伊藤君が)上沢君に2球勝った?(笑い) これを今度は上沢君が次に140、145球とか行ってくれたらすっげえうれしいんですけど。7回にパッと(伊藤君を)見たら『行きます!』って。で、次(8回)見たら〝バツ〟って。9回はバツって…頼もしいですね」とベンチでのやりとり明かし、エース級2投手それぞれの気概を称えていた。