ソフトバンクがまたしても受難だ。首位を走るチームは、8日の日本ハム戦(ペイペイ)に2―4で敗戦。終盤の8回に牧原大の適時打で追いつく粘りを見せたが、延長10回に津森が石井に痛恨の勝ち越し2ランを浴びて2連敗となった。
ホークスにとってはただの1敗とは言えない一戦となってしまった。9回から4番手でマウンドに上がった又吉克樹投手(31)が、わずか1球で降板。先頭・石井に一、二塁間を破られる安打を許し、一塁ベースカバーに向かった際に右足にアクシデントが発生した。トレーナーに付き添われて右足を引きずるようにベンチに下がると、そのまま交代。試合後、藤本監督は「分かんない。何もまだ聞いていない」と語ったが、選手のコンディション管理を何よりも大事にする指揮官にとっては懸案だ。
開幕から主に勝ちゲームの8回のマウンドを主戦場にしてきた又吉。勝ちパターンの中継ぎである嘉弥真、藤井、甲斐野が新型コロナに感染して戦列を離れ、守護神のモイネロが寝違えで2試合連続ベンチ外となっている状況にあって、追い打ちをかける事態となってしまった。
ここまで31試合に登板して防御率2・10と欠かせない戦力になっている又吉。1球で降板したことを鑑みれば、無理は禁物だ。「守り勝つ野球」が基盤のソフトバンクにとって、リリーフ陣の窮地は何よりの懸案。コロナ禍で甲斐、デスパイネ、グラシアルと野手の主力も欠く中で正念場を迎えている。












