DeNAの守護神・山崎康晃(29)が大記録だ。24日の阪神戦(京セラ)で自身3年ぶり5度目のシーズン20セーブを挙げ、史上8人目の通算200セーブを達成した。29歳10か月での大台は球団OBで、日米通算381セーブを誇る大魔神・佐々木主浩氏の30歳6か月を上回る最年少記録となった。
「まだまだ、ヒヤヒヤさせてしまう部分はあるので(佐々木氏の)9回の圧倒的な力にはまだ及びませんが、少しずつ近づけるようにコツコツ目の前の試合を頑張っていきます」。自信を取り戻した表情が印象的だった。
プロ8年目の山﨑は14年ドラフト1位でDeNA入り。1年目の15年から新人最多の37セーブで新人王を獲得した。18、19年には最優秀救援投手のタイトルも奪取。20、21年は不調でクローザーの地位を明け渡したが、今季に入って復活を遂げた。
20代の若さでの200セーブ到達は、プロ球界にとっても大きな希望となりそうだ。92年生まれの山崎が近い将来250セーブを達成するのはかなり現実的で、平成生まれでは初の名球会会員の誕生となる。
現在、名球会は投手16人、野手48人という打高投低の状況。ある会員は「今の野球で200勝はハードルが高い。03年に250セーブも基準に入れたものの、増えたのは3人だけ。藤川球児(日米通算245セーブ)も目前で引退しちゃったしね。われわれはピッチャーを待ってるんだよ」と話していた。それだけに、山崎への期待は高い。
現在、救援投手の会員は佐々木主浩(横浜、マリナーズ)、高津臣吾(ヤクルト、ホワイトソックス)、岩瀬仁紀(中日)の3人。今季残り36試合で山崎が10セーブほど稼げれば残りは40。シーズン自己最多が37セーブという過去の実績から考えれば、来年の達成も夢ではない。












