ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」などの出演でおなじみ、京都大学大学院の藤井聡教授(53)の新著「人を動かす『正論』の伝え方」(クロスメディア・パブリッシング)が好評発売中だ。

 欧米では「正論」を主張するのは当たり前で、それが社会のためにもなると確信されているが、日本社会では理屈が正しいかどうかより、その場の空気や流れを重んじるため、あまりいいイメージを持たない人も少なくないだろう。

 そんな「正論」をどのように伝えれば、頭の固い上司や自説を曲げない相手に伝えることができるのか。安倍政権下で内閣官房参与を務め、経済から国防、防災、コロナなど日本が抱える様々な問題に「正論」をぶつけてきた藤井教授が解説する。

 同書の帯には「正しいこと、美しいことは人の共感を誘う」との言葉とともに「追悼 安倍晋三元首相」と記され、凶弾に倒れた安倍元首相とのやりとりを回顧。「安倍さんのような『思い』を持った政治家は、いまや誰もいない」と振り返り、「『力』で世の中を変えようとする者に私は『正論』で対抗する」との思いを込めた。