フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)から〝追放〟された元ブラジル代表のレオナルド氏(52)が、古巣のスペイン1部バレンシアへ復帰する見込みとなった。

 レオナルド氏はPSGのスポーツディレクター(SD)として編成を担ったが、残留を決めて全権を握ることになったエースFWキリアン・エムバペとの確執が取りざたされ、実際に解任された。

 そうした中、レオナルド氏の今後についてスペイン紙「スーペル・デポルテ」は「バレンシアのオーナーであるピーターリムが、クラブに新しいSDを招きたいと非常に明確に考えている。1991~93年までバレンシアでプレーした元選手で、数週間前までPSGのSDだったレオナルドが本命だ」と報じた。

 リム氏がレオナルド氏の実績や能力を高く評価しており「国際市場で豊富な経験を持つ男で、彼はPSGとの関係を終えて自由になった。ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督とも一緒に仕事をしている。バレンシアとの良好な関係、リムとの素晴らしい関係は間違いなく彼を導く」と指摘。オーナーや新指揮官とも関係が深く、古巣であることからもレオナルド氏のバレンシア行きが決定的になっている。

 日本でも鹿島でプレーして人気を誇るレオナルド氏。バレンシアが新天地になると、新たな日本との縁にも注目が集まる。

 レオナルド氏はPSGのSD時代に日本代表MF久保建英(マジョルカ)を高く評価して獲得に動いたことがある。その際にはフランスメディア「フット01」やスペイン紙「アス」など現地メディアが、レオナルド氏が久保の獲得を熱望していると報じた。

 久保は来季もレンタル移籍が濃厚で、スペインのクラブが優先候補になると現地では指摘されているだけに、レオナルド氏が〝恋人〟の久保の獲得に動くことも十分考えられそうだ。

 2人の動向に注目が集まりそうだ。