全日本プロレスの秋山準(46)が、武藤敬司(53)との“新旧全日本社長対決”に向けて胸中を語った。

 秋山は8月11日のW―1横浜文化体育館大会で武藤とのタッグ対決が決定。2013年5月に全日本を退団した武藤はW―1を設立。その後の全日本は武藤に代わり、秋山が社長として看板を守ってきた。秋山は当時を「正直(武藤が)出て行っても、しょうがないという感じはあった。その感情が全く分からないわけじゃなかった。でもオレにとって『全日本』という名前が何よりも大事だった」と振り返る。

 そんな2人が“再会”したのは4日のW―1後楽園ホール大会だ。武藤の要求に応じ、対戦を受諾した。とはいえ「分裂して、全くわだかまりがないかといえば、そうは言えない」と話す秋山が、なぜ応じたのか。

「選手としての嗅覚。オレの嗅覚が“行ったほうがいい”と言ったから。見ている人も“この2人には何か、わだかまりがあるんだろうな”と思ってるでしょ。そういうのがあったほうが面白い」

 秋山は「これで、全日本全てが(対抗戦に向けて)動くと思われても困る」と、個人としての戦いだと強調しつつ「今のところはね…」と付け加え、将来的な対抗戦の可能性に含みを残した。

 注目のパートナーについては「それぞれの選手の嗅覚で名乗り出てほしい。俺から“どうだ?”と聞くことはあるが、その時に悩むやつは必要ない」。果たして禁断の対決は、どんな化学反応を生み出すのか。