ニューヨーク・ポスト紙の名物コラムニスト、ジョエル・シャーマン記者は19日(日本時間20日)、「メッツはバウアーとの契約が不成立に終わった場合、田中へ契約提示するだろう」との記事を電子版にアップ。ヤンキースからFAになった田中将大投手(32)の獲得をメッツに再提言した。

 田中の第一希望はヤンキースとの再契約と目されている。ただ、ヤンキースが同じくFAのDJ・ラメーヒュー内野手と再契約すれば、補強に費やせる資金は残り約1000万ドル(約10億3300万円)となり、田中クラスの投手にオファーする年俸としては物足りず、田中は他の球団を探さざるを得なくなるだろうと見ている。

 そこで有力候補となるのが同じニューヨークに本拠地を置くメッツだと同記者は臆測。メッツはナ・リーグでサイ・ヤング賞を獲得したトレバー・バウアー投手(29)との契約を目指しているとされるが、サンディ・アルダーソン社長が最近のインタビューで「バウアーの視線は他にあるようだ」とコメントしたことで獲得を断念したのではとウワサされている。

 こうしたヤンキースとメッツの状況を考慮した上で、田中はメッツにベスト・フィットすると踏む。ある評論家の「先発3番手としてパーフェクトだ。ニューヨークという大きな市場で好投を続けてきた」とのコメントも引用し、バウアーに次ぐ2番手グループのFA投手として田中がメッツにとって最良の選択肢だと同記者は見解を示した。

 21年シーズンに向けたキャンプインまで約2か月となった。様々な憶測が飛び交う中、田中がどこのユニホームを来てキャンプに参加することになるか各チームの動きから目を離せない。