全日本プロレス暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」が7日に最終日を迎え、「ネクストリーム」こと宮原健斗(31)、青柳優馬(25)組が優勝した。

 最終日を前に首位に立っていたのは宮原組のほか、ジェイク・リー(31)、岩本煌史(30)組と大日本から出場のアブドーラ小林(44)、関本大介(39)組。それぞれ勝ち点8で並んでいた。

 まず最初にセミに登場した大日本コンビは、小林が大日本のグレート小鹿会長が1997年に新日本プロレスへ乗り込んだ時をほうふつとさせる赤髪で登場。大流血しながら健闘したが、世界タッグ王者の諏訪魔(44)、石川修司(45)組に敗北を喫したため、メインでの直接対決「宮原組VSジェイク組」に優勝がゆだねられることになった。

 試合はシ烈を極めたが終盤に宮原がブラックアウト(ヒザ蹴り)の乱れ打ちでペースをつかむことに成功。最後は残り2分を切ったところで青柳がジェイクの岩石落としをフロントネックロックで切り返し、そのまま腕も決めるエンドゲームに移行して28分34秒でギブアップを奪った。

 試合後、憎きジェイクを下した青柳は「ざまあみやがれ!」と歓喜のマイク。「制覇ということは、次はもうみなさんお分かりじゃあないでしょうか。このトロフィーを取ったら次は何ですか」と話して、相棒の宮原に「暴走大巨人に挑戦させろ!」と世界タッグ王座挑戦を表明させた。さらに青柳は「もう一つ、諏訪魔が持っている3冠、俺が挑戦したっていいだろ。来年の俺は欲張るぞ。ネクストリームで世界タッグを取って青柳優馬が3冠取って5冠王になってみせよう!」とぶち上げた。

 このリーグ戦で見せた青柳の勢いはどうやら本物。若武者が、このまま一気に王道の頂点を取るか。