カタールW杯欧州予選プレーオフ(PO)決勝を中継したウクライナの放送局がハッキング被害にあい、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領のインタビューが放映されるとんでもないトラブルが発生した。
ウクライナ代表は5日(日本時間6日)に行われたPO決勝のウェールズ戦(英カーディフ)で0―1と惜敗し、W杯出場権を逃した。
ロシアによるウクライナ侵攻が続く中で大きな注目を浴びる一戦となったが、ウクライナにおける中継で緊急事態が起きた。ロシアメディア「PRAVDA」などによると「ウクライナ代表チームとウェールズ代表チームによるサッカーの試合の代わりに、ウクライナの住民はロシアの放送局によるニュースを見せられた」と報道。「これはハッカーの攻撃が原因で発生した。差し替えられたロシアのニュースはOLLオンラインサービスのチャンネルで、ウクライナの中継局はフットボール1とフットボール2だった」とPO決勝を中継していた放送局で、試合中にハッキングされてロシアのニュース映像が映し出されたのだ。
その内容が波紋を広げている。「試合の代わりに、ウクライナ軍の犯罪に関するデータと、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンの最新のインタビューや、ドネツクからの報告などをウクライナ人は見ることになった」。ロシアの侵攻を正当化する内容を含め、ウクライナ人にとっては屈辱的な映像が次々と流されたのだ。
ウクライナの国中が沸くはずだったPO決勝で起きたハッキング騒動。いったい犯人は誰なのか、今後物議を醸しそうだ。












