夏本番を前に頼もしい味方だ。24日から始まった交流戦を3勝3敗とした原巨人。リーグ首位再浮上を目指す上で負けられない戦いが続く中、29日には東京で今年初となる真夏日を記録するなど、チームにとっては酷暑との戦いも待ち受けている。強い日差しは、時にナインのスタミナを著しく消費する天敵ともなるが、そんな問題を解決する「救世主」として白羽の矢が立ったのが、桑田真澄投手チーフコーチ(54)…ではなく、次男でマルチタレントのMatt(27)だった。
夏本番を前に、熱い戦いを繰り広げている。交流戦初週を勝率5割で終了。首位再浮上に向けて一進一退の攻防を繰り広げていく中で、見えない敵としてナインの体力をむしばむものが酷暑だ。29日の東京は5月でありながら最高気温30度以上と、今年初の真夏日を記録。日本ハム戦(札幌ドーム)を終え、最高気温が20度程度だった札幌から帰京したナインは「暑っつ…」「蒸すな…」と口々に漏らしていた。
31日からのソフトバンク、ロッテ戦はともに東京ドームでの開催のため、暑さはしのげるものの、以降は屋外球場での戦いも予定されており、例年より早く到来した酷暑との戦いは避けては通れない状況だ。そんなチームの危機を救うべく、白羽の矢が立ったのは、まさかの人物だった。
それは桑田コーチの次男で、ミュージシャンやモデル、美容家とマルチに活躍するタレントのMatt。一体なぜなのか。きっかけは今年の春季キャンプでの出来事。球団内で新たに設立された女子硬式野球チームが、同じ運動施設内で練習を行うという異例の試みをしていた際、桑田コーチはMattがプロデュースした化粧水や日焼け止めクリームなどをプレゼント。野球に打ち込む乙女たちへの粋な計らいとなった。
その舞台裏を、桑田コーチはこう明かした。「Mattから50個くらい、段ボールで送られてきたんだよ。50個もあっても俺は使い切れないからさ(笑い)。それで彼女たちにあげたら喜んでくれたんです」。同商品は女性だけでなく、お父さん本人のお墨付きも得ている。「結構品質はいいんですよ、俺も使ってるし。あの子はこだわりが強い子だから、品質にもこだわって完全プロデュースしているんですよ」。
実際、桑田コーチは炎天下の指導も何のその、強い日差しに負けず、Matt顔負けの美肌を維持している。チーム関係者も「最近は男性も化粧をする時代。最近の若い選手は脱毛や肌ケアなど、美容にこだわる選手の割合の方がむしろ多いですから。女子選手だけでなく、男性陣にも高品質な〝Mattコスメ〟が広まれば、モチベーションにおいても、健康面においてもメリットが生まれると思います」と、女子選手だけでなく「メンズ」への提供に向けても強い要望を出した。
長いシーズンを戦う上で、体力面の維持は最重要課題。〝桑田―Mattライン〟の救援物資が、夏場の巨人を救うことになるかもしれない。












