モヤモヤやストレスは部屋をキレイにすることでスッキリ解決! 今回は「『お金持ち』が知っている いつも片づく部屋づくり」(青春出版社)の著者で、これまで2000軒以上の片づけに関わってきた整理収納アドバイザーの広沢かつみ氏に、部屋を片づける心得を教えてもらおう。
①部屋を整えると心も整う
例えば、汚い公衆トイレよりも、キレイな公衆トイレの方が気持ち良く使うことができますよね。暮らす家も同じ。散らかっていると心の中のどこかに「片づけなきゃいけない」というストレスを抱えたり、いつも落ち着かない気持ちになったりします。
洋服も収納ケースにいっぱいに詰め込まれているとシワがついてしまいますよね。シワがついたままの服を着てもうれしい気持ちにはなりません。そういったことが重なると、精神的にもネガティブになりがちです。
物を減らし、部屋をキレイにすることで、自分の心を煩わせずに安定して暮らすことができるようになります。
②心をスッキリさせる部屋づくり
例えば会社のデスクやお子様の勉強机も、その上がぐちゃぐちゃしていると目線がいろいろな物にいって集中できなくなるんです。仕事でも、忙しくて時間や締め切りに追われているときこそ20分や30分時間をつくって、机の上など、見えるところを整理すると集中できるようになります。
お部屋も同じように、キレイにしておくことで視界に入るものが少なくなるので頭の中がスッキリして落ち着いた精神状態になれます。また、部屋がスッキリしていれば、お花や絵を飾ろうかなという気持ちになったりするんです。緑の植物や色鮮やかなお花があると心が潤いますよ。
人は見た目が大事だとよく言われていますが、対人関係でも清潔感があってキレイにしている人の方が印象は良いですよね。仕事でも、例えばシワやシミのついたスーツを着た営業マンより清潔感が感じられる営業マンから物を買いたいと思う人の方が多いと思います。いつもいる家がキレイだと心も変わると私は思っています。
③部屋を片づけるポイント
まずは、出したものを元の場所にしまいましょう。年を取ってくるとしまうのがおっくうになってしまい「また使うから」とか「あとで使うから」といって物を出したままにしてしまいます。その積み重ねでテーブルの上が物だらけになり、食事をするときに物をよけないと食器を置く場所がないという人も年配の方で多くいらっしゃいます。使い終わったらすぐに戻すことを意識するだけで片づき方が変わってきますよ。
テーブルの上や床の上、棚の上に物を置かないようにするのも大切です。スペースが空いているとつい置いてしまいがちですが、物を置かない場所をあらかじめ決めておくと散らかりにくくなります。
④これはNG!
物を片づけるために収納ケースや棚を買うのはあまりオススメしません。大切なのは、要らない物を捨てるなどし、量を減らして片づけることです。物を整理して今ある収納スペースにしまうことを心がけましょう。
移動できる棚などがある場合は使う場所の近くに置くようにしてください。しまう場所が遠ければ元の場所に戻すのが面倒になるので近くにあった方が片づけやすくなります。
⑤部屋が片づかない人の特徴
「もったいない」「いつか使うから」などと言って物を捨てない高齢の方が多いです。人からもらった物や思い出の物を使わないのにとっておく傾向があります。しかし、今使っていない物はこの先使う可能性も低いです。そういう物は手放すのが良いでしょう。
また人からもらったとしても、好みでなければ気持ちだけいただいて、物は他の人に譲ったりした方が良いですね。
とにかく、高齢者の場合は収納よりも物を手放せなくて散らかることが多いんです。結局、物がたくさんあるということはそのぶんお金を使っていることにもなるので見直すことでお金を管理することにもつながります。
他にも高齢になると足腰が弱くなります。床に物が多くて足場が悪いとけがなどの原因にもなるので、部屋を片づけることは様々な意味で大切なのです。
☆ひろさわ・かつみ 収納コーディネートなどを行うコレモッタ株式会社代表取締役。片づけのポイントやリフォーム、リノベーションなどについてセミナーや講演会を行っている。今回の著書ではお金持ちの部屋の共通点から導いた片づけノウハウをまとめている。












