コロナ禍と貧打で連敗が続くオリックスが、ついに長いトンネルを抜けた。10日の日本ハム戦(札幌)は初回に3本の長短打を加藤に浴びせて2点を先制すると、3回には大城の1号ソロ、9回には一死二塁からルーキー野口の適時二塁打が飛び出す。投げては山岡泰輔が8回を2失点に抑える好投で3勝目をマーク。4―2で泥沼の連敗を7でストップさせ、5月初白星をつけた。

 山岡は「打線の援護を信じ、バックに守ってもらいながら勝てればいいと思っていた。自分の中でしっくりきていなかったけど、何とか粘ることはできたかな。打者と勝負でき、ストライク先行で投げれている。早い回から点を取ってもらって楽に投げれた」とホッとした表情を見せた。防御率0・89とリーグトップに立つ快投で悪い流れを断ち切った。

 とはいえ、まだ借金5。主砲・吉田正ら主力が離脱し、若手中心の苦しい戦いは続く。右腕は「チームはきついですけど、全員の力でやっていく。ここから勝って勝ち越していきたい」と巻き返しを誓った。