昨季の賞金女王・稲見萌寧(22=Rakuten)が、ジワジワと存在感を発揮し始めている。国内女子ゴルフの今季メジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」2日目(6日、茨城GC西C=パー72)、3バーディー、2ボギーの71にまとめて、通算3アンダーの3位に浮上した。

 通算6アンダーで首位の山下美夢有(20=加賀電子)と3打差で迎える決勝ラウンドは、今季初勝利のチャンス。稲見は「この2日間、ティーショットがうまくいっていて、フェアウエーから打てている。そこが一番大きいと感じます」と、うなずいた。

 的確なメンタルコントロールもプラス材料だ。メジャーのセッティングでは簡単にビッグスコアが出ないだけに、はやる気持ちを抑えたプレーを心掛ける。「結果を出したい気持ちもあるが、このコースでそれが出すぎると逆に悪くなる。耐えながらチャンスについたらものにして、上位にいけたらいいかなと。冷静にやらないといけない。場所によってはボギーでも仕方ないという感じですね」(稲見)

 このまま心身ともにかみ合えば、歓喜の瞬間を迎える確率も高まりそうだ。