2017年に自己破産した際に、250万ポンド(約4億円)相当の資産を隠したとして、ロンドンの裁判所に2年6か月の実刑判決を言い渡された男子テニスの元4大大会覇者、ボリス・ベッカー氏が収容された刑務所の劣悪さが話題となっている。

 英「ミラー」によると、同氏が収監されたワンズワース刑務所は、170年の歴史を持つ建造物だが、英国で最悪の刑務所の一つと評判だという。1300人を収容し、ネズミが這いずり回り、暴力にけんか、薬物は当たり前の環境。「54歳の彼が、慣れ親しんだ豪華な生活とはかけ離れたものである」と記している。

 同メディアによれば、ベッカー氏がこの刑務所に収監されるのは約2週間で、その後別の施設に移送される見込みだというが、過酷な環境には変わりはない。

 頂点を極めた男の末路としては悲しい限りだ。