ロシアフィギュアスケート界の重鎮であるタチアナ・タラソワ氏が、2024年パリ五輪でもロシア勢が除外される可能性について言及した。

 ロシアのウクライナ侵攻は、同国スポーツ界に大きな影響を与えた。3月に行われたフィギュアスケートの世界選手権ではロシア勢の参加が認められず、各競技の国際大会でも同国選手の参加を認めない状況が大半となっている。

 そんな中、ロシアメディア「RBCスポーツ」によると、タラソワ氏は「この2か月間、ロシアのスポーツ界を取り巻く状況を踏まえると、パリ五輪でも参加を認められない可能性は十分にあり、ロシアスポーツ界は大きな打撃を受けることになる」と指摘した。

 その上で「厳しい状況だが、レベルを維持、向上させるためには、あらゆる手段を講じなければならない。ロシアは、これまでも、今も、そしてこれからも、何があってもスポーツ大国である」と強調した。

 一方、ロシアオリンピック委員会のスタニスラフ・ポズドニャコフ会長は、各競技のロシア人選手やコーチに対し、適切な時期に最適な状態で国際舞台に復帰し、24年パリ五輪の出場権を獲得するために、強化を継続していくよう促している。