【リブ・モーガン(ロウ)】
元ロウ女子王者のリア・リプリーのパートナーとして活躍するリブ・モーガン(27=ロウ)は、かつて女子タッグ戦線を混乱に陥れたネオパンク女子集団ライオット・スクワッド(RS)の元メンバーだ。リーダーのルビー・ライオット、サラ・ローガンとWWE女子ではめずらしいヒールトリオを組んで注目を集めた。
ニュージャージー州出身。学生時代はチアリーダーとして活躍。幼少時からのプロレスファンで、高校卒業後に地元のジムでトレーニングを続け、2014年10月にトライアウトを受けてWWEと契約。15年6月27日にNXTでデビュー。16年9月には当時NXT女子王者だった“女帝”アスカに挑戦するも惜敗した。
160センチ、45キロの体格ながら小回りが利いてインサイドワークにたけており、いわゆる“タッグ屋”的な貴重な存在である。必殺技はジャージーバスター(ダブルニー式顔面砕き)。17年11月にはスマックダウンに昇格すると、RSを結成して3人でトップ選手へのテロ行為を繰り返して台風の目となった。一度は解散↓再結成したものの、21年6月にルビーが退団したため独り立ちを強いられ、ロウへ移籍する。
11月にはロウ女子王者ベッキー・リンチへの挑戦権をかけた5WAY戦で勝利して、悲願の王座挑戦を果たすも惜敗。しかし元ロウ女子王者のリアのパートナーに抜てきされるや、祭典「レッスルマニア38」(4月3日)のWWE女子タッグ王座4WAY戦出場(王者はクイーン・ゼリーナ、カーメラ組)のチャンスを得るも、サーシャ・バンクス、ナオミ組に王座を奪われた。それでも王座復活を狙うリアのパートナーとして今後の活躍が期待される。