大分県臼杵市議会選挙が24日に行われ、鼻マスクで物議をかもした若林純一氏が落選した。定数18のところに21人が出馬していたが、465票で最下位となった。
若林氏が有名になったのは昨年のことだ。同市議会では不織布マスクで口と鼻を覆うことを申し合わせていたが、若林氏は鼻を出した状態のマスク姿で市議会に参加して、発言を認められずに騒動に発展。後日、マスク着用の強制は違法だとして、若林氏は臼杵市を大分地裁に提訴していた。
すでに裁判は始まっており、2月の第1回口頭弁論にも若林氏はノーマスクで出廷していた。傍聴席にもマスクをしない支援者が20人ほどいたという。
前回の選挙で若林氏は1334票と、上から3番目の得票数で当選していたが、今回は約3分の1しか取れず、大幅に票を減らすこととなった。ノーマスク派の男性は「落選はノーマスクの主張が原因としか考えられません。まさか自分たちがここまで少数派だとは思いませんでした。若林氏には当選してもらいたかったのですが…」とショックを受けていた。
若林氏の主張はノーマスクだけでなく反ワクチンもあった。14日のブログでは「選挙にあたり、多くの人がワクチンを接種し、マスクをしている現状でこのことを前面に押し出すことは不利に働くと思われます」と逆風を感じ取っていたようだ。
前出のノーマスク派男性は「医学的な説明するなどして有権者を納得させることができなかったのか。ノーマスクを訴える地方議員はほかにもいますが、やり方を変えないとみんな落選してしまうかもしれない。ノーマスクが票にならないって分かったから、国会議員もこの話題は避けるでしょう」とガックリ。ノーマスクを口にする政治家は減りそうだ。












