オリックスの〝ラオウ〟杉本が16日の西武戦(京セラ)で24打席ぶりの安打を放った。スコアレスで迎えた5回、ケガから復帰した安達の安打で無死一、三塁とチャンスを広げると、8番に座った杉本が隅田のチェンジアップをしぶとく左前へ運んだ。24打席ぶりの快音は先制打。福田も2点適時二塁打で続き、開幕2戦目で7回1安打に抑えられたルーキー左腕にやり返した。

 照れくさそうにお立ち台に立った〝悩める大砲〟は「何とかバットに当てる意識でした。何とかなるやろと思って…。いいところに飛んでくれました。まだ始まったばかり。これ以上、迷惑かけないように頑張ります」と控えめな口調で話した。

 昨季の本塁打王もここまで1本塁打、打率1割2分5厘と苦しんでいるが、中嶋監督は「数字が悪いけど、食らいついていった時にいい結果になる。それを忘れないでほしい」とラオウの背中を押した。主砲の吉田正、ラオウのバットが勝ち負けに直結する。この日の結果が浮上のきっかけになるか。