Jリーグが4日、3日に行われたJ2の山形―岡山戦で山形のGK後藤雅明が退場となった判定について、誤審を認める異例の声明を発表した。

 Jリーグは「4月3日開催のJ2リーグ第8節モンテディオ山形VSファジアーノ岡山において、勝敗の決定に影響を及ぼす、担当審判員による明らかな競技規則の適用ミスがあったことが確認されました」と発表。「Jリーグは、本事案について日本サッカー協会を通じて国際サッカー評議会(IFAB)にも確認し、当該試合の取り扱いについて速やかに協議した上で決定いたします」と今後の方針を示した。

 当該試合では、前半10分に山形のDF半田陸が蹴ったGK後藤へのバックパスがそれて無人のゴールに向かい、後藤が反則覚悟で手を使って防いだ。

 このプレーに対して清水修平主審がレッドカードを提示して一発退場となったが、競技規則の第12条には「GKが自分のペナルティーエリア内で、認められていないにもかかわらず手や腕でボールを扱った場合、間接FKが与えられるが、懲戒の罰則は与えられない」との記述があり、反則とはなるものの退場が命じられることはないと規定されている。

 そのため試合中からネット上などで判定を疑問視する声が続出。1人少ない不利な状況で敗戦したこともあり、試合後には山形が緊急声明を出して判定を問いただす事態に発展していた。

 一夜明けて、事態を重く見たJリーグは誤審を認める異例の発表を行い、今後は再試合などが検討されることになりそうだ。