連覇を狙うオリックスがようやく地元で初勝利を挙げた。1日の日本ハム戦(京セラドーム)は山岡が6回途中を4安打無失点と好投し、継投策で2―0と零封勝ち。連敗を5で止めた。中嶋監督は「よく投げてくれた。緊張もあったと思うが、彼らしい投球だった」と昨年6月1日以来の先発星を上げた山岡をねぎらい「打線は取れるところで取っていかなきゃいけないところがいっぱいあった。徐々に徐々に上がってくれるはず」と期待を込めた。
開幕戦こそエース山本で勝利したが、その後は5連敗とダッシュに失敗。先発が踏ん張りながらも貧打が深刻で、特に吉田正、杉本の主軸から快音が聞かれず、ファンの間では「投手見殺し打線が復活した」「2年前までに戻った」などと厳しい声が目立っていた。
フロント関係者は額面通りにはとらえず「たまたまよくない波がこの時期に来ただけ。杉本は厳しいコースを攻められてるけど、いい当たりは出てきた。あの2人に当たりが戻ってきたら前後も活気づく」と見ており、さらに「元に戻ったわけではないし、自力はついている。打球方向とか紙一重で向こうに流れが行ってるだけ。そんな見られ方はイヤですよ」と〝否定〟していた。
その言葉通り、この日は吉田正、杉本がともに打点を上げて復調気配。初回に先制適時打を放った杉本は「最近全然あかんかったんで申し訳ない、すいませんという気持ちで打席に立った。今もまだもがいている途中なんで、もうちょっと温かい目で見守ってください」とスタンドに〝お願い〟していた。












