イングランド・プレミアリーグのチェルシーがスペイン1部バルセロナのフランス代表FWウスマヌ・デンベレ(24)の争奪戦から撤退する可能性が高まっている。

 ロシア人実業家でチェルシーのオーナーを務めるロマン・アブラモビッチ氏がクラブ売却を宣言したことで、同クラブの来季方針は不透明。フランスメディア「FOOTMERCATO」も「チェルシーはアブラモビッチがクラブを売却するという不確実性が、いかなる動きからも遠ざけている」と報じている。

 今夏に向けては欧州ビッグクラブが大争奪戦を展開するドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(21)の獲得に乗り出すとともに、スペイン1部バルセロナと今季限りで契約満了し、フリーになるデンベレの獲得にも積極的に動いていた。

 ハーランドはかねてスペイン移籍を希望しているためチェルシーが獲得するチャンスは少なかったものの、デンベレについては本命クラブとみられており、今後の争奪戦の激化は必至だ。現時点でドイツ1部バイエルン・ミュンヘンとフランス1部パリ・サンジェルマン入りが有力視されているが、バルセロナ残留の目も出てくる。

 同メディアは「(デンベレが)シャビの下で再びエリートになり、タイトルを争うことができる」と報道しているが、果たしてデンベレはどこに向かうのだろうか。