ノアの23日愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会でGHCヘビー級王者の中嶋勝彦に挑戦する〝野獣〟藤田和之(51)が、ビールをぶっかけられるも上機嫌に勝利を宣言。なぜか全日本・諏訪魔に〝流れ弾〟をぶっ放した。

 藤田は21日、都内のホテルで行われた調印式に中嶋と出席。サインを終えて司会から意気込みを問われると、やおらホテルのスタッフに「その前にさ、いつもの…。ビール2つ」と注文した。

 そして生ビール(大)が藤田と中嶋の前に運ばれる。藤田は「会見楽しみなんだよね。これがあるから」と口をつけた。目を細め、633ミリリットルを飲み干す藤田。そこに立ち上がったのが中嶋だ。目の前のビールをつかむと無言で野獣の隣に立ち、帽子を脱がせて頭からぶっかけ、無言で去っていった。

 ビールを頭から浴びながら飲み干した野獣は「やる前からビールかけをしてもらっちゃったよ。おかわり!」と笑顔で2杯目を注文。つまみを注文して断られると「俺も学習してるから。これ好きなんだよな」となぜか懐からカマボコを取り出し、これをつまみに2杯目のジョッキを傾けながら質疑応答に応じた。

 王者のいない会見は、ほろよい野獣の独壇場だ。中嶋による行動も「ホテルでビールかけって言ったら何だと思う? そう。前祝いじゃない! 前祝いしてくれたんじゃない!?」とニッコリ。さらにカマボコを眺めると「そういや最近、カマボコは何してんの?」と報道陣に問いかけた。もはや会見場は野獣にとって居酒屋のカウンターと変わらないものらしい。

 ちなみにこの「カマボコ」とは2015年に抗争を繰り広げた全日本の暴走専務・諏訪魔のこと。この抗争中に野獣が勝手に命名した。こうして予想外の方向に流れ弾をぶっ放すと「こうやって板について離れないんだよな、アイツ」とひとりごちながら、しみじみとジョッキを傾けた。完全に居酒屋だ…。

 そしてようやく試合に言及すると「ベルト? あさってになったら俺のところに来るだろ。さっさと終わらせるよ」と力説。かと思えば「だって店が閉まっちゃうから急がなきゃいけないじゃん。何を食べたいか? 台湾ラーメンもいいなあ…。知ってる? ホテルのすぐ裏にうまい店があるんだよ。でも、何がいいかなあ。食べ過ぎないようにしないとな。最近おなかが出てきたから」と結局、世間話に舞い戻った。

 最後に〝俺がノアだと発言しているが、その意図は〟との問いに「〝俺が〟ノアじゃない。〝俺の〟ノアだから! (ノアは)俺のものになるんだから」とご機嫌に話した。まさにやりたい放題。方舟の未来は、中嶋にすべてかかっている。