北京五輪のノルディックスキー複合男子個人ラージヒルは15日、国家ジャンプセンターなどで行われ、エースの渡部暁斗(33=北野建設)は銅メダルを獲得。2014年ソチ五輪、18年平昌五輪の個人ノーマルヒルの銀メダルに続き、3大会連続の表彰台となった。
前半のジャンプで135メートルを飛んで126・4点の5位につけ、後半の距離10キロは54秒差でスタート。先頭集団に追いつくと、その中でレースを展開。最後は一時トップに躍り出るが、ノルウェー勢の2人に抜かれてしまった。金メダルを狙っていただけに、満足できる結果ではなかったが、ジャンプで出遅れて7位に終わった9日の個人ノーマルヒルから巻き返した。
渡部暁は「ハードなレースでベストは尽くせた。金メダルに近いところにきたけど、最後は残っていなかった。終わってみれば、なんで最後数百メートルで頑張れなかったのかと思うけど、やっている最中は精いっぱいだった」と振り返った。
17日の団体に向けては「日本チームはいいジャンプをしているのでいい形で折り返せば、チャンスはある。チーム一丸でメダルを取りいけるように頑張りたい」と意気込んだ。
平昌五輪からの4年間は苦しい道のりだった。「自分のパフォーマンスを出せないことが多くて(北京五輪は)メダルすら厳しいという気持ちもあって自信を持てなかった。今までで一番厳しい4年間だった」。今季に入ってもなかなか調子が上がらなかったが、それでも「金メダル宣言」で自らを鼓舞して大舞台でのメダルを獲得した。
そのほか日本勢は前半2位の山本涼太(長野日野自動車)が12位、渡部善斗(北野建設)は25位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は31位。金メダルはヨルゲン・グローバク、銀メダルはイエンスルラース・オフテブロ(ともにノルウェー)だった。












