ノアのGHCヘビー級王者・中嶋勝彦(33)が「野獣狩り」に燃えている。
中嶋は23日の名古屋国際会議場イベントホール大会で〝野獣〟こと藤田和之(51)を迎えV5戦を戦う。だが、暗雲が立ち込めたのは9日の後楽園大会だ。唯一の前哨戦となった6人タッグ戦でビーストボムから顔面蹴りでKOされ、3カウントを直接奪われる醜態をさらした。
これに中嶋は「1回だけの前哨戦で不安をかけちまったな」としつつも「でも大丈夫だ。名古屋で俺が野獣狩りをしてやるよ」と不敵に話した。
失態が王者の闘争心に火をつけたとでもいうのか。今まで以上に殺気をまとう中嶋は、藤田について「小手先で何とかなる相手じゃない。確かにデカい相手ではあるけど、正面からぶつかって蹴り倒すよ」と力を込めた。
警戒すべきは前哨戦でも意識を飛ばされた〝野獣式顔面蹴り〟だ。2015年大みそかには澤田敦士を顔面骨折させるなど数々の相手を病院送りにしてきた、技というにはシンプルすぎる攻撃だが、中嶋は「顔面蹴りのお返し? それもいいね」と笑顔。そして「蹴りはデカさと重さだけじゃないってことを(藤田の顔面に)教えてやろうかな」と〝中嶋式顔面蹴り〟の解禁を示唆した。
また藤田が「俺がノアだよ。俺のノアだよ」などと口にしていることにも「あれ、明らかに俺をからかってるだろ」と嫌悪感を示す。というのも「俺がノアだ」は中嶋が以前から口にしている〝決めゼリフ〟だからで「(使ったことを)後悔させてやる」と怒りを隠さなかった。
勢いに乗る野獣を倒すことはできるのか。黒き蹴撃王の奮起に期待だ。












