日本ハム・新庄剛志監督(50)が5日、専門とする「外野守備コーチ」としての顔を見せた。

 第2クール初日となったこの日の名護キャンプ、指揮官は午前中のシートノック、総合守備練習で2年目・五十幡、4年目・万波ら外野陣を直接指導した。

 捕球から送球までの動きではバウンドを合わせるのではなく、打球に対して100%のスピードでチャージすること。その上で、グローブを当てに行くように捕球して、強く、低く、正確な送球をするための足の運びなどを、身ぶり手ぶりを交えて伝授していた。

 ゴールデングラブ10度の名手、新庄ビッグボス講座を受講した2年目・今川は「初めてやるような練習が毎日あって刺激的。守備の考え方も新しい、初めて聞くようなことを何個か教えていただいて難しいんですけど、まずはみんなでやってみようと取り組んでいる。それができるようになればもっともっといいプレーができると思う。ビッグボスみたいなスーパー守備を僕らもやっていきたいです」と目を輝かせた。

 シートノック、総合守備の間も右中間に立ち練習を見守った指揮官から、何度も細かな指導を受けていた万波は「捕球に行く時に僕は投げやすいように、ボールに合わせようと思ってやっていたんですが、ビッグボスは100%でチャージして一切(バウンドには)合わせない。(捕球も)丁寧に行くんじゃなくて、その勢いでボールを投げることを教わった。ボクが思っていたボールへの詰め方とか、合わせ方の予想の上を行く、究極に挑みながらやっていたのかなと教わった内容から感じました」と感服するばかり。

 門外不出、新庄〝外野守備コーチ〟の守備論はプロのレベルの中でも究極の発想がその原点にあるようだ。