ソフトバンク・佐藤直樹外野手(23)が3年目の才能開花を誓った。16日は筑後ファーム施設で、今オフ自主トレをともにした高田らと練習。昨秋から手応えのある縦振りを意識したスイング固めに意欲的だった。
2019年の栄えあるドラフト1位。社会人出身の3年目はおのずと気合が入る。勇気をもらった人物がいる。オリックス・杉本裕太郎外野手(30)だ。歳が離れているため在籍がかぶっているわけではないが、名門「JR西日本」の先輩に当たる。
純粋に野球人として感じるものがあった。入団から5年間で9発だったラオウは、昨季32発を放って強打者ぞろいのパ・リーグで「本塁打王」を獲得。2015年ドラフト10位入団の眠れる大砲が、進退をかけたシーズンに放った輝きに佐藤直もしびれた。
「急にホームラン王を獲得されたし、打率も3割を残された。なんかのキッカケがあれば誰でも飛躍するチャンスがあると感じた」
身体能力抜群で俊足と強肩が売りの外野手は課題の打撃に光明が差せば、一気に定位置を奪い取るだけの可能性を秘めている。
くしくも佐藤直が現在取り組んでいる縦振りを意識したスイングで運命を切り開いたラオウ。ポイントが近くてもバットを内から出してヒットゾーンに打球を飛ばす――。先輩が見せた〝大逆転人生〟に勇気をもらい、勝負をかける今季を飛躍のシーズンにしてみせる。












