競泳の瀬戸大也(21=JSS毛呂山)が、来年のリオ五輪に向けた水着製作過程で独特の感性をアピールした。
契約するデサント社「アリーナ」ブランドの新水着発表会が17日に都内で行われ、リオ五輪代表に内定している瀬戸は「楽に無理なくキックが打てる」と新たな武器を歓迎。自身も開発に携わっており、理想に近い水着が完成したという。
ただ、関係者によれば、瀬戸が希望した水着は“ボツ寸前”だったというから驚きだ。水着は500人のスイマーから意見を吸い上げ、北島康介(33=日本コカ・コーラ)、入江陵介(25=イトマン東進)、立石諒(26=ミキハウス)らも開発に協力した。その結果、新しい水着は大腿部の締め付けが強いタイプとそうではないタイプの2種類が完成したが、当初は北島や入江、立石が前者を希望したため、1タイプのみ、開発する方向に傾いていた。しかし、瀬戸の意見は違ったという。「『生地自体なしかな』と思って水着を持って行ったら、『ボクは大好きです』と言ってくれたんです」(同)。その後の開発でも「新しい意見を出してくる。ミリ単位で調整を重ねました」と、瀬戸の感性が大きな役割を果たした。
水着に、リオへの“本気度”を示した瀬戸は、萩野公介(21=東洋大)と5か月ぶりの対戦が実現する20日からの東京SC招待記録会にも気合十分。「公介とのレースはそう多くない。いいイメージをつけたい」と闘志を燃やした。












