高知ミッドナイト競輪が8日に開幕する。初日の注目は、7Rで実戦初連係となる谷元奎心(20=鹿児島)―大久保聡(39=鹿児島)の師弟コンビ。谷元にとって高知は特班に失敗した苦い思い出のあるバンクだが、大久保は谷元の素質を高く評価しており、師弟連係で苦い思いを払拭、そして新たなる一歩を踏み出したい。
谷元の当地初登場は特別昇班をかけて挑んだ昨年11月。初日の予選で打鐘過ぎから果敢に突っ張り先行で別線を圧倒したが、さすがに500バンクで残り1周半は長く、番手に差されて2着初日で特班を逃すこととなった(その後1月9日に特班)。谷元にはその苦い思い出が残っていて「あれから先行意欲がなくなったんですよ(笑)。師匠からは行けば勝てると言われているんですけど、発走機に付くと忘れてしまって。でも、ここで切り替えたい」
師匠の大久保は「先行するように言っているけど、無理にする必要はない。ただ、タイミングがあるときは行ってほしい。それができればすぐにS級に行けますよ」とその潜在能力を高く評価している。
師匠が番手に付く7Rは先行して勝つことを実感するまたとない機会。別線の宮崎康司(32=香川)がイン粘りをにおわせているが、大久保は「粘らせていいんです。そこは僕の仕事だから」とキッパリ。大久保の巧みな指示に谷元が応えれば、それは谷元覚醒の第一歩となるかもしれない。












