オリックスの谷佳知外野手(42)が16日、大阪市内の京セラドーム大阪で引退会見を行った。19年間の現役生活を振り返り「みなさんに愛されたと思っている。緊張の連続でずっとやってきた。2000安打をモチベーションにやらせてもらった。悔しさはない。オリックスで終われれば最高と思っていた。今は晴れやかな気分です」と笑顔を見せた。
谷は2013年オフに巨人から戦力外通告を受け、8年ぶりに古巣・オリックスに復帰。目標の2000安打まで残り73安打としたが、ケガに苦しんで8月末に引退を決意した。球団側は、実績と人望を考慮して来季からのコーチ契約を打診。谷は2年間の単身赴任生活を終えたばかりとあって「しばらく考えたい」と返答を保留し、今後は進路を考えながら東京で家族とゆっくり過ごしたいという。
しかし、谷の気持ちは決まっている。「いつか必ずオリックスに指導者として帰ってくる。巨人のように強いチームになるために若い選手を育てたい」と明言。チーム関係者も「いったんはユニホームを脱いで解説者とか野球を外から勉強するつもりでいると思う。でも、何年かしたら、必ず戻ってくるとも言っていた。ウチで育った選手。それこそ将来の監督もあるかもしれない」とみている。
東京に戻ってしまうともう一つの古巣・巨人も接触してくるかもしれない。「巨人への恩返しの気持ちもある」(谷)とはいえ、すでに周囲の関係者にも近い将来のオリックス復帰を約束している。再び単身赴任生活になろうとも、もう一度、オリックスのユニホームを着る覚悟だ。












