国内男子ツアー今季最終戦「日本シリーズJTカップ」最終日(5日、東京よみうりCC=パー70)、通算12アンダーで大会初勝利(ツアー通算16勝目)を飾った谷原秀人(43=国際スポーツ振興協会)が海外再挑戦を視野に入れている。

 単独トップでスタートした最終日は、前半に首位を奪われる苦しい展開。それでも経験豊富なベテランはチャンスをじっと待った。すると13番でこの日初バーディー。16、17番で連続バーディーを奪って逃げ切った。「前半はショットもパットもうまくいかず、チャンスがあれば後半かなと思っていた。43歳にして、まさかメジャーで勝てるとは思っていなかったので、非常にうれしい」と喜びを語った。

 メジャー制覇の達成感をかみしめる一方で、目指すのは、さらなるレベルアップ。来季に向けて海外再挑戦も選択肢の1つとした。「また海外に挑戦したい気持ちがある。海外に行ってなかなか成績を出せない苦しさもあるけど、常にうまい選手がいるところで、やることで自分が強くなればいい。日本でやる方が楽だけど、そういう人生にしたくない。ちょっとでも上を目指して頑張りたい」

 来年4月には国内、欧州ツアー共催の「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント」が行われる。勝てば欧州ツアーの道が開かれるだけに「優勝してまた欧州(ツアー)に行きたい」と来季の戦いを見据えた。