国際近代五種連合(UIPM)は4日(日本時間5日)、同競技から「馬術」を除外する方針を発表した。

 近代五種は一人の選手がフェンシング、水泳、馬術、レーザーラン(射撃、ラン)と全く異質の5種目をこなす複合スポーツ。駆け引き、瞬発力、メンタルなどの総合力が求められ「キング・オブ・スポーツ」とも言われる。今回、UIPMは馬術を除外し、2028年ロス五輪では新方式で実施することを検討している。

 この一報は内外に大きな影響を与えた。日本の関係者からは「五輪を境に銃の基準が変更されたことはあるが、ここまで大きなチェンジは初めて」「近代五種は馬術があってこそ。非常に残念」と困惑の声が漏れる。今回の決定は東京五輪でドイツのコーチが馬を叩いたことが影響しているとも言われるが、UIPMは「近代五種の人気を高めるため」と理由に掲げている。

 一方、ネットでは意外な反響もある。近代五種と言えば、お笑いコンビのEXIT(りんたろー。、兼近大樹)がマイナー競技ぶりを題材にした漫才を披露し、大好評を博した経緯がある。漫才が再放送された際はトレンド入りし、東京五輪代表の高宮なつ美(警視庁)は「近代五種をネタにしてもらってありがたいです」と喜んでいた。今回の馬術除外を受けて、EXITに〝新作〟の漫才を期待する声も。SNSでは「近代五種のネタアプデ案件です」と、りんたろー。に呼び掛ける人も出現した。

 なお、一部では馬術の代わりに「自転車」「バイク」を採用する案も浮上。果たしてどんな〝リニューアル〟になるか。