ヤンキースが昨年に殿堂入りを果たしたCCサバシア氏(45)の背番号「52」を球団24人目の永久欠番にすることを発表したことが、思わぬ波紋を呼んでいる。MLB通算251勝、3093奪三振、サイ・ヤング賞とその実績には文句のつけようがないが、米スポーツラジオ「WFAN」のクレイグ・カートン氏が「CCサバシアが永久欠番になって記念銘板が建てられるならアレックス・ロドリゲスはいったいいつになったら13は永久欠番になるんだ。行き当たりばったりでやっているのでしょうか」と異論を唱えた。

 サバシアは2009年から2019年までヤンキースに在籍し、134勝88敗、防御率3・81と活躍した。野手ではAロッドが2004年から2016年まで在籍し、その間に351本塁打を放ち、2度のMVPを受賞。ともにチームの隆盛を支え、Aロッドは「球団史上最高の三塁手」の呼び声もある。

 しかし、Aロッドは2014年にパフォーマンス向上薬の使用により出場停止処分を受け、十分な実績にもかかわらず、いまも殿堂入りを果たせていない。米メディア「エッセンシャリースポーツ」は「実績と称賛があるなら何が問題なのか。ヤンキースがちゅうちょしているのはこのスキャンダルが原因でしょう。ヤンキースは伝説の選手を称えることにちゅうちょはなかった。盛大なモニュメントや式典やイベントを次々と開催している」としたうえで「しかし、何らかの問題を抱える元スター選手の受け入れに関してはかなり保守的だ。特に論争が起こるとより慎重になる」と球団の〝及び腰〟を批判した。