ワールドシリーズ連覇を成し遂げたドジャースのスタン・カステン社長が「カネで優勝を買っている」との一部論調に猛烈に反論した。

 豊富な資金力に任せて大型契約を続けることで〝悪の帝国〟ともヤユされ、最近もNFL元スター選手のジェイソン・ケルシー氏が「カネで優勝を買うだけだ。世界一バカげている」と批判して物議を醸したばかり。こうした風評にカステン氏がポッドキャスト「スタークビル」に主演し、舌鋒鋭くまくしたてた。

「ブライス(ハーパー)が言ったように文句を言っているのは負け犬だけだ! 彼は完全に正しい。高額年俸の選手たちがいるが、それを支えるファームシステムがなければ競争は不可能だ。指導され、育成される生産的な選手層に支えられなければならない。それがなければ競争できず、単に優勝を買い取るだけだ。もし金で買えるのが真実なら多くのチームがやっているはずだ。そうではない」。

 高年俸選手ばかりが目立つ一方で、マイナー組織の確立、若手育成の環境が土台にないとメジャーが成立しないと強調。名物CEOは「成功するにはすべてが必要であり、あらゆる手段を駆使して目標に到達するんだ。でも彼(ケルシー氏)が注目してくれるのはうれしいよ」と話した。