2025年のサイ・ヤング(CY=最優秀投手)賞が12日(日本時間13日)に発表され、ナ・リーグではポール・スキーンズ投手(23=パイレーツ)が初受賞した。

 昨年の新人王に輝いたスキーンズは2年目の今季も32試合に先発して10勝10敗、防御率1・97、216奪三振と圧巻の成績。チームが借金20を抱えて中地区の最下位に沈んだ中、驚異的な活躍を見せた。

 一方、メジャー移籍2年目にして初めて最終候補の3人まで残った山本由伸投手(27=ドジャース)は、惜しくも受賞はならず、日本選手初の快挙は来季以降に持ち越しとなった。今季は故障離脱することなく先発ローテを守り、30試合に先発して12勝8敗、防御率2・49とチームのエースとしての立場を確固たるものにした。

 ポストシーズンでは2試合連続完投、ワールドシリーズでは先発と救援で計3試合に登板して3勝を挙げる離れ業もやってのけた。文句なしでワールドシリーズMVPに輝いたが、CY賞はあくまでもレギュラーシーズンの活躍ぶりを評価するものだ。

 MLB公式Xは発表のおよそ8時間前からスキーンズを中心に配置したサンチェス(フィリーズ)、山本の3人のグラフィックとともに「今年のCY賞に誰を選びますか?」と投稿。そこには「YAMAMOTO」「YOSHI」「YOSHINOBU」と山本を推す声があった一方、「ポストシーズンは含まれない」「ワールドシリーズも含まれるなら山本由伸」といった冷静な投稿も多く寄せられていた。