ドジャースのワイルドカードシリーズ(WCS)の相手が、5年ぶりにポストシーズンへ返り咲いたレッズに決まった。
ナ・リーグ中地区のレッズは28日(日本時間29日)、ブルワーズに敗れたものの同率でワイルドカード3位を争ったメッツもマーリンズに完封負け。直接対決の成績で上回り、最後の切符を手にした。
テリー・フランコーナ監督(65)がWCSで対戦相手となるドジャースを念頭に置きつつ選手たちを前にゲキを飛ばした。球団公式Xが公開した映像では指揮官がジャンパンファイトを前にトラッシュトークも交えつつ「この部屋にいる全員だ! 俺たちはもっとひどい目に遭ってきた。だからこそ、奴らは俺たちをぶっ倒すことなんてできない!」と力強く言い切っており、地元メディア「シンシナティ・エンクワイラー」は「フランコーナ監督がWCSの相手・ドジャースへ〝宣戦布告〟とも取れる発言を放った」と論じている。
実際にチームは歓喜に浸る一方、すぐさま現実に向き合うことを迫られている。資金力とスター選手揃いのドジャースと、3戦2勝が勝ち抜きの条件となるWCSの短期決戦で激突するからだ。ドジャースはすでに投手陣の布陣を発表。初戦はスネル、第2戦は山本、必要なら第3戦は大谷が先発予定と豪華布陣を整えた。
レッズもエースのグリーンを第1戦で起用する見込みだが、フランコーナ監督は「36時間で多くの決断を下さなければならない」と頭を悩ませている。
今季の直接対決ではドジャースが5勝1敗と圧倒し、総得点でも2倍以上の差をつけた。しかし、フランコーナ監督は「我々は何度も逆境を乗り越えてきた」と強調。若き主砲デラクルスがブルワーズ戦で先制22号ソロを放つなど、勢いも秘めている。
ちょうど15年前、ジェイ・ブルースの劇的サヨナラ弾で地区優勝を決めた日に重なる歓喜の瞬間を味わったレッズ。指揮官の強烈なゲキは、シンシナティの「赤い軍団」に再び波乱を呼び込むのか。大本命ドジャースに立ち向かう、短期決戦の火ぶたが切って落とされる。












