ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)とマリナーズのカル・ローリー捕手(28)によるア・リーグMVPの〝ガチンコ論争〟がヒートする中、ヤンキースのソーシャルメディアがジャッジの記録を並べ立てる〝MVPキャンペーン〟を開始。ファンの賛否を巻き起こしている。

 ヤンキースの公式Xは53本塁打、打率3割3分1厘のほか、fWAR(貢献度)、OPS(出塁率+長打率)、IBB(故意四球)、SLG(長打率)、OBP(出塁率)、GO―AHEAD HRS(勝ち越し本塁打)などさまざまな記録をジャッジの写真つきで投稿し「あなたがジャッジしてください」と記している。

 自軍のキャプテンの数字がいかに優れたものかをアピールしているが、これがファンを〝扇動〟しているとも取れなくもない。米メディア「クラッチポインツ」は「ヤンキースのソーシャルメディアチームはジャッジの候補選出を強く後押ししようと躍起になっている。彼らはXにスレッドを投稿し、彼がいかにMVPにふさわしいかを示す数々の統計データを示した」と報じている。

 しかしながら捕手で60本塁打を放ったローリーが有利とも伝えられ、加えて今回のキャンペーンが裏目に出ることも考えられる。すでにこのスレッドに対して「ヤンキースが自軍の候補を応援するなんて、素晴らしい」「上品で洗練された正確なスレッドですね」「ワイルドカードから抜け出すべきことを心配すべきなのにMVP投票を心配するとは…」「MVPに競争はない」と賛否を呼んでおり、同メディアは「ヤンキースのスター選手は投票疲れの犠牲者になっているかもしれないし、世論もまた彼に有利ではないのかもしれない」と見ている。