パドレスのダルビッシュ有投手(39)が26日(日本時間27日)、本拠地サンディエゴでのダイヤモンドバックス戦に先発し、5回6安打2失点で今季5勝目(5敗)をマークした。
「いつも通り、特に気負うことなく」とマウンドに上がったダルビッシュは初回一死から2番・マルテにソロ、3回には9番のマッカーシーにもソロを浴びたが、それ以上に傷口を広げることはなかった。4回に四球と安打で二死一、二塁のピンチを招いたが、トーマスをスライダーで一ゴロに打ち取ってピンチを脱出。すると、直後の味方の攻撃でオハーンの適時打とタティスの逆転満塁本塁打で一挙5得点。その後はバックの好守にも助けられ、6回からは救援陣にマウンドを譲った。
ダルビッシュといえば「すべてが一級品」と言われる〝七色の変化球〟の持ち主だが、この日は「今日は真ん中へ行ったり、一塁側へ行ったり。位置を変えながら投げていた」とプレートに軸足を置く位置でも打者を幻惑。位置を変えれば投球の軌道も変わり「(打者の)見え方も変わるわけで、軸足の位置を変えたりしたらもっと効果的になったりするので、そういうのを探しながらやっている」と打ち明けた。
特に、この試合でカウント球としてストライクを取ったり、凡打にさせる勝負球として活用したシンカーをより有効にしたいといい「意味合いが強いですね」と納得顔だった。来年は40歳を迎えるが「より自分の可能性を広げたいってところで試している」と話すなど、探求心は20歳台の時と変わらない。
30日(同10月1日)からのポストシーズン(PS)に突入し、ワイルドカードシリーズでは古巣・カブスとの対戦が決まっている。進化を続ける右腕は「カブスはすごくお世話になった球団。球場もそうですし、ファンの方々もすごく支えてくださったので、投げる機会があれば幸せを感じながら投げたい」と息巻く。最大で22試合を戦うポストシーズンでの登板へ「1球目から壊れてもいいという気持ちで投げたい」と早くも闘志をみなぎらせていた。












