ドジャースの大谷翔平投手(31)は16日(日本時間17日)に本拠地ロサンゼルスでのフィリーズ戦に「1番・投手兼DH」で先発し、5回を投げ、無安打無失点。5三振1四球で今季2勝目の権利を持って降板したが、2番手が打たれて消滅した。打者16人に68球で、最速101・7マイル(約163・7キロ)をマーク。防御率3・29。
シュワバーとの注目の初対決は初回にいきなり実現した。先頭ベーダーを二ゴロに打ち取った一死無走者。本塁打王争い2位の打者が投手として先発マウンドに上がり、トップの打者に投げる…。まさに夢の展開だ。初球は内角低めのフォーシーム、ファウルされたが、101・7マイル(約163・7キロ)は今季最速タイだ。カーブとカットボールがボールになった4球目、外角低めのスライダーでバットに空を切らせ、5球目の内角高めのスライダーで見逃し三振。これでシーズン50個目の三振だ。3番ハーパーは四球で歩かせたが、続くマーシュを初球、外角低めの98・5マイル(約158・5キロ)のフォーシームで投ゴロに仕留めた。
2回は三者凡退。先頭ケンプを内角低めの99・1マイル(約159・5キロ)のフォーシームで見逃し三振。続くケプラーは99・9マイル(約160・8キロ)、100・5マイル(約161・7キロ)、100・7マイル(約162キロ)のフォーシームでカウント1―2とすると最後は内角低めの100マイル(約160・9キロ)のフォーシームで二ゴロに仕留め、ウィルソンは外角低めのスイーパーで空振り三振。
3回は左飛、中飛、三ゴロで10球で三者凡退。
4回はシュワバーと2度目の対戦。カウント2―1からの4球目、外角高めの94・6マイル(約152・2キロ)のカットボールで左飛に仕留めた。続くハーパーは2球で追い込んだ3球目、内角低めのカーブで空振り三振。4番マーシュにフルカウントと粘られるもシンカーで二ゴロに片付けた。
5回は先頭ケンプを外角低めのスライダーで空振り三振。ケプラーは左翼へ大飛球を打たれるも左翼手コールがフェンスに体を当てながら好捕すると大谷もマウンドで感謝した。7番ウィルソンは右飛に仕留めた。球数68球だったが、ここで交代となった。
ライバル相手の登板でゾーンに入ったのか、100マイル超を7球記録。フォーシームの平均球速99・2マイル(約159・6キロ)は今季平均の98・3マイル(約158・2キロ)を0・9マイル(約1・45キロ)上回った。
ポストシーズンのクローザー起用が取り沙汰される中、無双の登板だった。
しかし、降板直後に悪夢が待っていた。4―0の6回に2番手で登板した左腕ロブレスキが大炎上。一死後、3連打で満塁とされるとハーパーに右中間に2点適時打。続くマーシュに11号3ランを右翼席に運ばれ、4―5と逆転された。ロブレスキは4試合連続無失点だっただけに、大誤算だ。さらに3番手の右腕エンリケスがケプラーに被弾。大ブーイングに包まれた。












