フィリーズのカイル・シュワバー外野手(32)の勢いが止まらない。28日(日本時間29日)の本拠地ブレーブス戦でMLB公式記録では21人目となる「1試合4本塁打」を記録。一気に49号にまで伸ばし、ドジャース・大谷翔平投手(31)とのナ・リーグ本塁打王争いでリードを4本差にまで広げた。

 大谷が3年連続本塁打王を逃した場合、MVPレースはどうなるのか。米メディア「ファンサイデッド」は「カイル・シュワバーの4本塁打は、ナショナル・リーグMVP投票に影響を与えるには至らないだろう。本塁打と打点を除くほぼすべてのカテゴリーで大谷は依然としてシュワバーを上回っている」と指摘し、こう続けた。

「シュワバーは少なくとも検討に値する選手だ。それほどまでに優れた成績を残しており、今年のナショナル・リーグで大谷以外では最高の打撃成績を残している。しかし、だからといって大谷のこれまでの実績が損なわれるわけではない。彼は依然として優れた選手であり、重要な統計のほとんどで優位に立っている。レギュラーシーズンが終盤に差し掛かっている今、彼の投球も当然ながら考慮に入れなければならない」。大谷の3年連続MVPは安泰とした。

 さらに同メディアは「昨シーズンは大谷とアーロン・ジャッジがMVPを受賞したため、投票疲れが表面化する可能性もある。ジャッジがカル・ローリーにMVPの座を明け渡す可能性は十分に考えられるが、ナショナル・リーグではそうはならないはずだ」と伝えた。