メッツのフランシスコ・リンドア内野手(31)が意味深なインスタ投稿を行い、アトランタのファンをザワつかせている。

 15日(日本時間16日)にブレーブスの本拠トゥルーイスト・パークで開催された球宴に出場後、自身のインスタグラムに「メッツファンの皆さんありがとう。アトランタは最高だったよ。あそこでVを決めるより、ずっと良かったよ」と皮肉たっぷりにつづった。

 この言葉の裏には、昨季の因縁がある。2024年9月30日(同10月1日)、ともにワイルドカード進出まで「マジック1」の両軍はレギュラーシーズン最終盤にダブルヘッダーで激突。第1試合は激しいシーソーゲームの乱打戦となり、メッツが終盤に大逆転し9回にはリンドアの決勝2ランでポストシーズン進出を決めた。

 このダブルヘッダーが繰り広げられた会場はアトランタ。同日のダブルヘッダー第2戦で何とか雪辱したブレーブスも7年連続でポストシーズン進出こそ果たしたものの、地元アトランタのファンにとって1度辛酸をなめさせられかけた怨敵・リンドアの一発は忘れがたい悪夢だ。

 今回のオールスター開催地は、昨年9月末に死闘の舞台となった同じトゥルーイスト・パーク。アトランタのファンから再び大ブーイングを浴びたリンドアだったが「彼らはもっと求めてるだけさ。僕はそれを力にする」と柳に風とばかりに挑発的なコメント。逆風すらも自らのモチベーションに変える余裕を漂わせた。

 今季のメッツは17日現在(同18日)で貯金13、ナ・リーグ東地区2位。首位フィリーズとわずか0・5ゲーム差で地区Vを虎視眈々と狙っている。一方のブレーブスは借金11で同地区4位に沈み、8年連続ポストシーズン進出も厳しい状況へと追いやられている。

 こうした一連の経緯について、インド系の米メディア「スポーツキーダ」は「たたでさえピリついている両軍の関係性に対し、かつて〝あの一発〟を放ったリンドアが予想外の挑発行動を起こした。大きな波紋を広げることは避けられそうもない」と論じている。物議を醸すのは必至で後半戦以降、ナ・リーグ東地区のライバル関係もさらにヒートアップしそうだ。