アトランタで行われたMLBオールスターは史上初のホームラン競争による決着となったが、米メディア「エッセンシャリースポーツ」が〝役者〟が不在だったことに疑問を投げかけている。試合は9回を終えて6―6のまま決着がつかず、ホームラン競争によるタイブレークに突入。両リーグ3選手ずつが打席に立ち、計9スイングで本塁打の本数を争った。結果はシュワーバー(フィリーズ)が3本塁打してナ・リーグが勝利した。
初の試みに観客、選手とも大いに盛り上がったが、同メディアは「これはサッカーで言うペナルティーキックに相当する。誰もがビッグネームが繰り広げる花火のようなフィナーレを心待ちにしていた。しかし、実際にはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、大谷翔平(ドジャース)、そしてカル・ローリー(マリナーズ)の姿はどこにもなかった」と苦言を呈している。大谷、ジャッジともに2打席で交代し、すぐにベンチから姿を消した。ローリーは最後までいたが、タイブレークではユニホームを脱いでいた。
メンバーが物足りない顔ぶれになり「ファンが目にしたのはアランダ(レイズ)だった。彼には失礼だが、これはファンが期待したスター選手のクライマックスではない」とし、実況アナウンサーのマイケル・ケイ氏もたまらず「ジャッジもいないし、大谷もいない。ローリーはいるけど、ユニホームを着ていない。いったい何が起こっているんだ。どうしてこんなことが許されるんだ。ジャッジも大谷も球場を去っていた。ベテランが早めに退場するのはオールスターの伝統のようなものだ」と叫んだとしている。
結局、ア・リーグ最後の打者のアランダは本塁打なしに終わり、起用したヤンキース・ブーン監督まで批判される始末。後味の悪いものとなっている。












