ソフトバンクは27日の日本ハム戦(みずほペイペイ)に2―5で敗れ、借金は再び「1」となった。この日、一軍に復帰した近藤健介外野手(31)がいきなりマルチ安打と結果を残し、周東、山川にも本塁打が飛び出した。その一方で、栗原陵矢内野手(28)は4打数無安打と快音は聞かれなかった。
復帰戦を終えた近藤のもとに報道陣が集まったのは、試合終了から約1時間半が経過して時だった。試合後もバットを振ることがルーティンとなっている背番号3。しかし、この日は「今日は9割くらい、栗原の打撃を見てましたね」と悩める後輩の打撃改善にともに取り組んだ。
開幕前に負傷離脱をした栗原は先月17日から一軍に合流。しかし、なかなか調子は上向かず打率1割8分7厘、2本塁打、7打点と、本来とは程遠い結果が続いている。安打が出なくとも「14」まで続いていた連続試合出塁もこの日でストップした。
栗原が帰路に就いたのは23時半。試合が終わってから約2時間半が経過していた。「正直、自分の中でいろんなことを試して、詰まっていた状態でもあった。何をやってもしっくりきてなかったですし、去年よくなったきっかけになった動き、意識でやってもうまくいかなかった」と苦しい現状を語った。
「やることをやって、練習をしたから打てる世界でもない」とプロの厳しさを口にした栗原。それでも近藤との練習を通して「明日やるべきこと、自分がやらないといけないことは明確になった」と取り組みは定まった。自らの打撃を再び追求し、活路を見いだしたい。












