ヤンキースの〝新兵器〟が一気にメジャー球団を席巻しそうだ。
ヤンキースはブルワーズとの開幕第2戦で球団記録となる1試合9本塁打が飛び出すなど、3戦15本塁打のメジャータイ記録をマークした。その〝原動力〟となったのがヤンキースの新しい「トルペード(魚雷)バット」。チームのアナリストであるアーロン・リーンハート氏が選手たちの打撃を研究して開発したアイテムで、MLBが合法と認めたバットは、打者の手に近い位置に芯が置かれている。
ニューヨークポスト紙は30日(日本時間31日)、「『Damn the torpedoes(魚雷なんかくそくらえ)』という言葉は、メジャーリーグの投手陣にとって近いうちに新たな意味を持つようになるかもしれない」と〝新兵器〟の衝撃を報じた。
「未使用組」のアーロン・ジャッジもすでに4本塁打と、相乗効果まで出ている。同紙は「アンソニー・ボルペ、コーディ・ベリンジャー、ジャズ・チザム・ジュニアなどが使用している『トルペード』バットが、ヤンキースの歴史的なスタートの要因となっていることは間違いないようだ」と断言した。
もっとも30球団がひしめき、日々、情報戦を展開するメジャーがヤンキースの「独走」を許すはずもない。早くもパドレスのマチャドはESPNのインタビューで「もし彼らがあんなにホームランを打つなら、こちらに(バットを)何本か送るべきだよ」と〝導入〟を示唆した。
さらにオリオールズのコーディ・アッシュ打撃コーチも「ボールを打つ場所、スイートスポットにもっと質量を加える。これはヤンキースに限ったことではないと思う。リーグ全体では多くのチームがそうしていると思う。全30チームで自分のスイングにもっと特化したバットを採用している選手が1人か2人いると思う」と〝新発明〟ではないと断じた。取り入れる土壌はすでにできており、ヤンキースの「魚雷バット」は他球団にも一気に波及しそうだ。












